「数検」創設30周年記念 特設サイト

「数検」30年のあゆみ

「数検」30年のあゆみ

「数検」が生まれてからこれまでの30年の歴史を振り返ります。

「数検」30年のあゆみ 動画
(2018/7/24公開)

沿革

1988年

「数検」の開発を開始
日本で数学嫌いが増えていることに危機感を抱いていた創設者・高田大進吉氏は、数学の検定制度が世界にないことをうけて、生涯をとおして数学を学習する機会を設け、学習成果を主張するための検定制度の開発を開始した。

1990年

11月

初めての仮検定を実施
検定の正式名称を「数学能力検定」と称し、受検者を募集。全5階級、約260人が受検した。

1991年

7月

検定の正式名称を「数学能力検定」から「数学検定」に改称

11月

検定の構造を、1次と2次に設定
当時の全階級(1~7級の7階級)において、1次を計算問題、2次を応用問題と設定し出題した。

1992年

4月

任意団体「日本数学検定協会」を発足

7月

第1回「全国数学検定試験」を実施
当時の全階級(1~7級の7階級)のうち、6階級約5,500人が受検した。
当時の個人受検の様子
当時の個人受検の様子
当時の受検者募集ポスター
当時の受検者募集ポスター
当時の合格証
当時の合格証

1993年

10月

情報誌「ぴたごらす」創刊
算数・数学のおもしろさや検定を普及するために、情報誌「ぴたごらす」を創刊。創刊当時はタブロイド判、モノクロで4ページだった。
情報誌「ぴたごらす」創刊号
情報誌「ぴたごらす」創刊号

1995年

3月

情報誌「ぴたごらす」を「ジェイマ」に改称
1993年10月に創刊した情報誌「ぴたごらす」の名称を「ジェイマ」に改めた。
情報誌「ジェイマ」
情報誌「ジェイマ」

9月

第1回「グランプリ表彰式典」を開催
算数・数学の学習に取り組んでいる団体・個人の努力を称え、さらに今後の指導・学習の励みとする目的で、「数検」の受検者を対象に成績優秀な団体・個人をこのときから毎年表彰を行っている。
当時の「グランプリ表彰式典」の様子
当時の「グランプリ表彰式典」の様子

10月

当時の1~8級(全10階級)の問題作成基準を整える
1次を計算技能検定、2次を数理技能検定として確立し、正式名称を「数学検定」から「実用数学技能検定」と改めた。
当時の検定問題(表紙)
当時の検定問題(表紙)

1997年

9月

新しい検定「児童数検」を設置
算数領域を範囲とする新しい検定「児童数検」を設けた。階級は1~6級の全6階級。
「児童数検」の受検者募集ポスター
「児童数検」の受検者募集ポスター

1998年

「数検」創設10周年を迎える

1999年

3月

3月14日を「数学の日」に制定
1999年3月、円周率の近似値3.14にちなんで3月14日を「数学の日」と制定した。これは、全国の算数・数学ファンおよび「数検」の受検者に「数学の日はいつがいいか」というアンケート(下記参照)を実施し、いちばん多く回答が得られた「3月14日」を日本記念日協会に申請し、登録したもの。

  • 「数学の日はいつがいいか」のアンケート結果(1999年・当協会調べ。)
  • ●3月14日(42.9%) … 円周率の近似値3.14から
  • ●9月9日(30.1%) … かけ算の九九から
  • ●11月1日(8.3%) … 111という並びから
  • ●1月11日(7.2%) … 111という並びから
  • ●4月5日(7.1%)  … 数学の中国読みが「スーウー」から

4月

「数検」2級以上合格で大学入学資格検定「大検」の数学Iが免除に認定される

7月

文部省(現在の文部科学省)認可の財団法人 日本数学検定協会が発足

2000年

数学技能を7つの技能にわけ、定義する
現在の各階級の基礎となる「計算技能・作図技能・表現技能・測定技能・整理技能・統計技能・証明技能」の7技能を詳細に定義した。

2001年

2月

検定のロゴマークを初めて制定
検定の普及や質を担保するため、検定のロゴマークを初めて制定。数学の一般的なイメージカラーである水色をメインとし、世界へ向けた検定であることを示すため、英語表記の「Suken」も併記した。
検定ロゴマーク(初代)
検定ロゴマーク(初代)

2002年

7月

第1回「かがやく算数・数学講習会(文部科学省後援)」を東京で開催
「かがやく算数・数学講師集
「かがやく算数・数学講習会」

2003年

12月

書籍「MathMath」を創刊
全国の書店で購入できる算数・数学を楽しむ書籍「MathMath」を創刊。算数・数学の読み物のほかに、漫画やクイズなど多彩な内容を掲載した。
書籍「MathMath」創刊号
書籍「MathMath」創刊号

累計志願者数が100万人を突破

2004年

2月

情報誌「ジェイマ」の誌面をフルカラーに変更
情報誌「ジェイマ」34号
情報誌「ジェイマ」34号

検定のロゴマークを変更
2001年2月に制定した検定のロゴマークを変更。日本発の検定であることを示す赤色をあしらい、動きのあるデザインに変更することで、「数検」がさらに発展し、より多くの方に活用されるよう願いをこめた。
検定ロゴマーク(2代め)
検定ロゴマーク(2代め)

6月

初の協会発行過去問題集「新過去問題集」と「児童数検過去問題集」を刊行
「新過去問題集」
「新過去問題集」
「児童数検過去問題集」
「児童数検過去問題集」

2005年

2月

「高等学校卒業程度認定試験」で「数検」2級以上合格で必須科目「数学」の試験免除が認定される
文部科学省が行う「高等学校卒業認定試験」(旧「大検」)において、「数検」2級以上合格で、必須科目の「数学」の試験免除が認定された。

2006年

5月

「数学コーチャー」資格制度の制定
算数・数学の指導資格「数学コーチャー」資格制度を制定。数学コーチャーとは、学校教育の場での学習支援や塾での指導をおもに行う算数・数学指導のエキスパートのことで、「数検」準2級以上に合格していることが条件となる。

12月

第1回「ビジネス数学検定」を実施
ビジネスで活きる「数的センス」の実力を試すCBT形式の検定「ビジネス数学検定」の第1回を実施。当時は階級がなく、スコア制の検定だった。

フィリピンで初めて「数検」を実施
フィリピンのセブ州タリサイ市で、フィリピン初の「数検」(英語版)を実施した。以来、年に1回フィリピンで「数検」を実施しており、累計志願者数は約1万6000人を超えている(2017年時点)。児童・生徒だけでなく教員も受検している。検定のみならず、問題解説などのセミナーをとおした学習支援も行っている。
フィリピンでの「数検」実施の様子
フィリピンでの「数検」実施の様子

2007年

累計志願者数が200万人を突破

2008年

9月

第1回「全国数学選手権大会(現在の数学甲子園)」を開催
「数検」創設20周年記念事業の一環として、全国の中学・高校・高専生が団体戦で数学の力を競う「全国数学選手権大会」をパナソニックセンター(東京都)で開催。第1回大会は、21校24チームが参加した。
第1回「全国数学選手権大会」の様子
第1回「全国数学選手権大会」の様子

「数検」創設20周年を迎える

2009年

4月

上位級に対応した協会発行過去問題集「発見」シリーズを刊行
過去問題集「発見」シリーズ1級
過去問題集「発見」シリーズ1級

9月

カンボジアで初めて「数検」を実施
カンボジアのプノンペンで、カンボジア初の「数検」(英語版)を実施した。以来、年に1回カンボジアで「数検」を実施しており、累計志願者数は約3000人を超えている(2017年時点)。児童・生徒だけでなく教員も受検している。検定のみならず、問題解説などのセミナーをとおした学習支援も行っている。
カンボジアでの「数検」実施の様子
カンボジアでの「数検」実施の様子

2010年

6月

協会のミッションを制定
協会が行う事業や活動に関する基本的な考え方、社会的責任、将来のビジョンなどを広く内外に示すため、ミッション(理念)を制定した。

累計志願者数が300万人を突破

2011年

4月

「実用数学技能検定」6~12級の改定
算数領域の「実用数学技能検定」6~8級と「児童数検」を統合し、「実用数学技能検定」6~12級として改定。1次と2次の区分をなくし、検定料を500円ずつ引き下げた。

6月

「ビジネス数学検定」のスコア制を廃止し、3階級制度へ変更

7月

検定のロゴマークを変更
「実用数学技能検定」の呼称を「数検」から「数学検定」に改め、検定のロゴマークを変更した。カラーはそのままに、「数学検定」の呼称を親しみのある書体でデザインした。
検定ロゴマーク(3代め)
検定ロゴマーク(3代め)

11月

情報誌「ジェイマ」を「MathMath+」に改称
1995年3月から発行していた「ジェイマ」の名称を、より算数・数学に親しんでもらうため「MathMath+(マスマスプラス)」に変更した。

2012年

1月

協会のシンボルマークを制定
協会の理念やビジョンなどを幅広く認知してもらうことを目的として、円周率を表す数学記号「π」をモチーフに制作。
協会のシンボルマーク
協会のシンボルマーク

1月

第1回「数学川柳・数学俳句」開催
「数」「算数」「数学」の“イメージ”を詠みこんだ句を募集するコンクール「数学川柳・数学俳句」の第1回を開催。同年3月14日に大賞を発表。応募総数は18,924句にのぼった。
「数学川柳・数学俳句」イメージイラスト
「数学川柳・数学俳句」イメージイラスト

3月

検定のロゴマークを変更
協会のシンボルマークを制定したことにともない、検定ロゴマークも変更した。協会のシンボルである数学記号「π」を検定名の横に配し、他検定との差別化を図った。
「実用数学技能検定」ロゴマーク
「実用数学技能検定」ロゴマーク

4月

情報誌「MathMath+」をタブロイド判からA4判冊子に変更
A4判の冊子になった情報誌「MathMath+」
A4判の冊子になった情報誌「MathMath+」

6月

協会発行の検定過去問題集をリニューアル
「実用数学技能検定 過去問題集」
「実用数学技能検定 過去問題集」

2013年

4月

「実用数学技能検定」6~12級の呼称を「算数検定」に変更
「算数検定」ロゴマーク
「算数検定」ロゴマーク

10月

財団法人から公益財団法人に法人格を移行

累計志願者数が400万人を突破

2014年

4月

「算数検定」12級を「かず・かたち検定」として改定
幼児を受検の目安とする「算数検定」12級を、よりわかりやすく普及する目的で「かず・かたち検定」に改定。「ゴールドスター」「シルバースター」の2階級で構成した。
「かず・かたち検定」 検定問題 「かず・かたち検定」 検定問題
「かず・かたち検定 シルバースター」 検定問題表紙

5月

単元別参考書として学習できる協会発行書籍の新シリーズ「要点整理」を刊行
画像追加
「実用数学技能検定 要点整理」

2015年

1月

第1回「算額1・2・3」を開催
2015 年1月 23日(金)に数学の額「算額」を、華厳宗大本山「東大寺」(奈良県奈良市)に奉納した。奉納した算額は、奈良の大仏にちなんだ問題2問。
算額とは、江戸時代の日本で、数学者や一般庶民の数学愛好家たちが額や絵馬に数学の問題や解法を記して、神社や仏閣に奉納しあった歴史あるものである。
この試みは、当協会の理念でもある「算数・数学への興味喚起」を広く国民のみなさまに促すための活動の一環として、算額という古来先人たちが取り組んだ「数学の学びの文化」を現代に復興し、日本の数学文化推進の礎にしたいという想いから企画立案した。また、2016年3月には、1月23日が「算額文化を広める日」として認定された。
奉納した「算額」が掲げられている様子 奉納した「算額」が掲げられている様子
東大寺に奉納した「算額」

7月

過去問題集「発見」シリーズをリニューアル
過去問題集「発見」シリーズ 過去問題集「発見」シリーズ
過去問題集「発見」シリーズ

10月

文章題を集中的に学習できる協会発行書籍の新シリーズ「文章題練習帳」を刊行
「実用数学技能検定 文章題練習帳」
「実用数学技能検定 文章題練習帳」

2016年

4月

新しい資格制度「インストラクター制度」を策定
数学の指導者を認定するための新しい資格制度「数学インストラクター制度」を策定した。数学インストラクターの階級は「数学インストラクター」「数学シニアインストラクター」「数学エグゼクティブインストラクター」の3段階に分けている。

8月

累計志願者数が500万人を突破

2017年

2月

協会発行の検定過去問題集をリニューアル
「実用数学技能検定 過去問題集」 「実用数学技能検定 過去問題集」
「実用数学技能検定 過去問題集」

4月

「ビジネス数学検定」Liteを3級に改称

「実用数学技能検定」「数学甲子園」の2事業に「文部科学大臣賞」の交付が決定

7月

算数検定対応の算数を親子で学ぶための新しい学習書「親子ではじめよう 算数検定」シリーズを刊行
「親子ではじめよう 算数検定」
「親子ではじめよう 算数検定」

2018年

3月

文章題を集中的に学習できる協会発行書籍の新刊問題集「記述式演習帳」「文章題入門帳」を刊行
「記述式演習帳」「文章題入門帳」 「記述式演習帳」「文章題入門帳」
「記述式演習帳」「文章題入門帳」

全世代交流プロジェクト「ゼロヒャク21」を始動
2018年3月21日(木)、実用数学技能検定(数学検定・算数検定)が2018年に創設30周年の節目を迎えることを記念し、すべての世代に算数・数学を楽しんでもらう全世代交流プロジェクト「ゼロヒャク21(にじゅういち)」を始動した。

「数検」創設30周年を迎え、30周年ロゴを制定
「数検」30周年記念ロゴ
「数検」30周年記念ロゴ